工程PROCESS
成型(Coil)
コンピュータ制御の21世紀のばね成形機といわれ、複雑な形状のねじりばねや線加工品を得意とします。
Φ0.7~7.0までの線形に対応する機種を揃えています。長巻加工も可能です。
研磨(Polish)
ばねの両端を研磨することで、ばねの寿命を延ばすだけでなく、製品への過負荷を低減させたり、組み込まれる部品の性能や待ちをよくするといった効果が期待できます。
当社では、使用するばね自体の品質や性能にこだわることで、製品の品質や安全性の向上に貢献しています。
検長ユニットを取り付けているため高精度な自由長が得られます。
加工(Bend)
5t~10t用のプレス機に加え、当社オリジナルの加工機、曲げ機も所有し、様々なご要望にお答えしております。
ショットピーニング、セッチング、クリープテンパーなど耐久性を向上させるための各種加工ももちろん可能です。
検査(Test)
試験機も圧縮引張ばね試験機や捻りばね試験機など能力・製品により様々なタイプを揃えています。
徹底したチェック体制を敷くことで、より万全な製品づくりを可能にしています。
製品PRODUCTS
引張りバネ
引張りばねは、コイル両側に相手部品に引っ掛けるフックがあり、引っ張って戻る力を利用します。
フック形状は、ショートフック、ロングフックと取り付け場所によって変わります。
特にストローク(作業距離)が短くて高荷重が必要なハイテンションばねはJIS規格以上で製作できます。
使用例:ワイパースプリング、バイクのスタンド用スプリング
捻りバネ
捻りばねは、コイル両端からフックが伸びており、捻ったり戻したりして使用します。
形状は複雑なものが多く、加工(曲げ)型や専用治具が必要になります。
トルクは、捻り方向の行き戻りがあるため、不安定です。
また、芯金を使用するため、本来のトルク値よりも低いトルクが発生します。
使用例:扉の開閉用ばね(ヒンジ)、レバーの戻し用ばね、バイクのスターターばね
圧縮ばね
圧縮ばねは、最も多く用いられるばねで、押されて戻ろうとるす反発力を利用します。
引っ張りばね(引っ張る)の反対の作用になります。
両端の座巻を研磨すると座りが良くなります。
自由長が長いばねは押した時にばねが座屈して、本来の荷重が出ない場合もあります。
使用例:クラッチスプリング、エンジンバルブスプリング
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